一人旅”地図の読める女”編

秋の空気になってきましね。

空気が変わると空の感じもガラッと変わって、なんだか切ない気持ちなります。そして私はサンマを食べたくなります。笑

さて10月はロピス買い付けの為ハンガリーにいってまいります。 半年振りの一人旅なので少しドキドキしています。
旅の準備をしながら、今までの一人旅を思いだしたりしているので今回は"一人旅、地図の読める女"の話をしたいと思います。
私が懲りずに一人旅をする理由の一つに土地勘がかなりいいというのがあります。
これ、私の自慢なんです笑。
男性脳なんですかね? 地図が好きなんです。
一回通った道を覚えるのが得意なんです。
この特技のおかげで何度命拾いをした事か。
私がこの事を実感したのはフランスの旅にでたときの事です。
フランス第三の都市リヨン。
私の友達が留学で住んでいた事もあり、ある日リヨンの友達に逢いに行く事になりました。 駅で待ち合わせて久しぶりの再開に楽しい話もつきません。路面電車、バスを乗り継ぎ最寄りのバス定で下車、少し歩いて友達の住むマンションに到着です。約30分くらいでしょうか。
私は初めての土地という事もあり、素敵な景色を眺めたりしながら、なんとなーくですが、道を記憶しようとはしていました。でも住んでる友達が側にいるって事で、100パーセント集中してるわけではありません。さりげなく、覚える程度です。
それから何日かリヨンに滞在し、私は南仏ニースという街に一週間旅し、再びリヨンに戻ってくる約束を友達としていました。到着の時間と電車を友達に告げて。
そして南仏の楽しい旅も終わりリヨンに帰る当日です。
不運って重なるようにできているんでしょうか?
帰りの電車、途中で車内アナウンスが流れます。
その頃は、、(今でもなのかわかりませんが)アナウンスはフランス語のみで、まったく、何をいってるのかサッパリわかりません。
しかし、周りの人のリアクションと表情でなんとなく嫌な事がおきてるのはわかります。、、、そして電車は悪い予感通りとまります。 
嘘でしょー。勘弁してー。南仏で癒された心は一転、心臓ザワザワです。 周りにいるおばあちゃんに質問してみますが、、、なにやら、電車の到着遅れてる、、的な返し。 
もー友達と待ち合わせしてるのにー。どーしたらいいの?
でも、友達はフランス語わかるし、きっとまっててくれるはず!そう強く信じて、電車が到着するのを心臓ザワザワしながらまちます。
ようやく2時間遅れで、電車は到着。友達が出口に立ってる事を祈り、改札をでます!
、、、、
みかけた顔はありません。
そうだよね。
2時間も待つなんて、、ありえないよね。涙
そうなんです。私は何かあった時の為に友達から形態の番号を預かっていました。
友達側からしたら、何かあれば電話があるだろうと思いますよね。
しかし、、、当の私は南仏の旅の最中、その番号のメモをどこかへなくしてしまったのです。馬鹿ちんです。
さぁ、さぁ、これは、真剣にピンチですよ。だいぶ到着時刻も遅れ、夜が迫ってきてます。
さぁ、どうする!!
ちびまる子ちゃんのパニクった時の音楽が頭になり響きます。
周りはオシャレなフランス人が颯爽と歩きます。
一人テンパる日本人とフランス人のコントラスト。
いくしかないですよね。
全神経を自分の脳みそに集中させ、何日か前の記憶をよびおこします。
 電車のりながらドキドキですよ。この景色みた?!乗り換えのバス停ここ?! あってるのか?!
記憶していた、看板に出会った時の嬉しさたらほんと言葉にできません。
そして、なんとか最寄りのバス定下車です。体力知力を使い果たし、、、最後の難関、、一番の難関、ラスボスですよ!
フランス、、、否ヨーロッパは全体的にそうなのでしょうか。似たというか、同じ作りの建物が並んでいる地域が多いのです。外観を損なわない為?
日本の集合マンションのように。
色も形も同じ。
日本人の私からは、もう全てが同じ建物にしかみえません。
流石に、友達のマンションが何棟目かまでは記憶していません。
なんとなーく、この建物か?くらいです。
さぁ、ここからどおしたものか。
心の中で祈ります。友達よ、、窓をあけておいておくれ。
友達の住む会は三階か四階あたりだったはず、、部屋の作り的に道側に大きな出窓があったはず。記憶を頼りに、
もう、やるしかない!
通行人、、、いないよね?辺りをみわたし、息を大きく吸い込んで
私はありったけの声で
「○○ちゃーん!」友達の名前を叫びます。( はずかしー!! 日本でもこんな事したことありません。)
通行人も振り返るふりかえる。
変なアジア人が急に道端で叫びだすんですから。 
もう一度「○○ちゃーん。」
大丈夫だろうか?通報されないかな。警察に捕まらないかしら?!もの凄く時間がながーく感じたその瞬間、頭上の方から窓を開く音!
「まみ!?」 友達の声がもう、神様の声に聞こえましたよね。
助かったー!!!、全身脱力です。
通報も、警察の厄介になる事もなく、無事生還です。
いやぁ、本当に旅をする方へのアドバイスですが、なんとなーくでも、道は覚えるようにしましょう。人に任せてはいけません!
いざというとき、役にたちますから!!  あの時、何も記憶になかったらと思うとゾッとします。
私は旅をする時、アナログに地図わ開いたりします。そうすると、四苦八苦しながらも色んな道を間違っては戻り歩き歩いて、頭にはいるからです。今は便利なもので、スマホにgmapがあればGPS機能で自分がどこにいるか、すぐわかり、行きたいとこにすぐいけます。 
私は、アナログだけど、紙の地図をながめて、色んな路地を四苦八苦しながら、いいお店を偶然みつけるワクワクがすきなので、これからもアナログに旅して行こうと思います!
10月はホームページ更新できませんが、ハンガリーから旅情報伝えるので暇があればみてくださいね★
世界蚤の市のお店Loppis
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