言語の壁!!スウィングリッシュ!

ご無沙汰しております。

先週はコペンハーゲンの大きなフリーマーケットにいったりと小旅行をしておりました。

そろそろスウェーデンではサマータイムがおわり、日本との時差が7時間から8時間へかわります。

日本にはこの風習がないのでなれませんよね。

急にある日突然時間を一時間おそめるなんて。

うっかりいつもの時間に起きて学校いっちゃいそう。

何年か前実際にまったく無知識だった私は一時間間違えてバス停にいきバスがこないとまったものです。その時バス停の時計を見たときの不思議な感覚は何ともいえません。

なぜ一時間おそめるのか、、。日の時間が短くなるので、サマータイムと同じ時間で生活してると、朝がまだ真っ暗なんです。人間の体って本当に太陽でリズムがつくられるのでしょうね。夏は起きるの全くつらくなかったのですが、今や起きる時間はまだ暗い。起きれない、、。体が起きない。そりゃ、夏の時期に北欧の人がこぞって太陽にむかって日光浴するのがよくわかります。

 

さてこちらにきて3ヶ月。

私は言語障害におちいってます。

新しい言語をはじめると、はじめは急激にぐっとのびそこでピタリととまり後退するらしいのです。今まさにそれ。

張り替えの勉強を入れておくスペールも脳みそにあけておかなければいけないので、私の脳みそはいっぱいいっぱい。

まー日本語もスウェーデン語も英語もでてきやしない。

言語というのは勉強ではなく”言い慣れる”これのみだと悟りました。

日本語使ってないので口が言い方をわすれてしまっている。

言語は音でなんとなくのフィーリングでとっさにいうものなんだと悟ったのです。反射ですね。

そのため考えずに私は言葉を発するのでもう変な間違いが多い。

日本語も然りですが、スウェーデン語は似ている言葉がおおいのです。

たとえば、ニッケル(鍵)とシッケル(自転車)。

音の感じがまーにてる。二とシの違いだけ。

ある日お決まりのFIKA(お茶の時間)の際、私は自分で作った小さな小銭いれを机の上においてみんなと談笑してると、

クラスメイトが、「自分で作ったの?中に何がはいってるの?」

反射でとっさに「シッケル」

一気にみんなが私の小さな小銭入れに注目。

、、、ん? もう一度「シッケル」

クラスメイト不思議そうに「どうやって?マミはちいさいけど流石にのれないよね、、、」

はっ!そこでようやく脳みそで考えた私。

「ネイ! ニッケル」笑+恥ずかしさ、、、、

そりゃそうだ。自転車がこんな小さな小銭いれにはいるわけなかろうよ。

 

そしてもう一単語。これはもう私の脳みそが間違ってインプットしてしまったので訂正するのが難しい。

フェロート(ごめんなさい)とヘイド(さよなら)うん。にてない。

ただもうこの言葉、へから始まるので私の頭はごっちゃになっている。そして、このフェロートをいうのは使うのがとっさのときですよね。

それがまた問題。

ある日作業場でクラスメイトのおばさまにドン!とぶつかってしまい、

とっさに「ヘイド!」

おばさま へっ!と目をまるくさせ、

「まみ、まだかえらないわよ私、帰れってこと笑 」

私、もうしどろもどろ、「いや、違うの、フェロートといおうとしたら、間違ってヘイドって、、いやその、、、」もう笑いですませるしかありませんよね。

なんか謝る状況って状況によってはきまずいからその場からすぐさりたいという意味合いでヘイドでもなりたつような、微妙な感じなだけに完全にしどろもどろ、、、。

反射がなれるまでにはもう少しかかりそうですね。

 

恥はかきすて、、。とはいうものの、いい間違いというのは恥ずかしい物です。これを乗り越えないと言語は上達しないのでしょう。

 

ここ最近はちまたの椅子の手法でよく見かけるボタンをつかって背面ももこもこと立体的にさせるものを勉強しております。

モダンの手法はウレタン、伝統的手法はそれを草で土台作り。まー手間のかかり方が違う事。

もう私には食パンまんにしか見えないのですが、、、。

伝統と近代的手法を交互に勉強すると、色んな利点がわかって楽しい物です。

ではまた。

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コメント: 1
  • #1

    SI (月曜日, 03 11月 2014 15:04)

    勉強になります!